
昔のコントや漫画で、こんな場面を見たことはありませんか?
公園のベンチに「ペンキ塗りたて」の札。
気づかずに座ってしまい、立ち上がったらズボンのお尻にベンチの板目模様がくっきり!
思わず笑ってしまう、昔ながらのお決まりの場面です。
私が塗装の仕事を始めた20代の頃と比べると、現在は塗料も塗装道具も大きく進化しました。
今回は、30年以上塗装に携わってきた中で感じる、塗料と道具の進化についてお話しします。
30年前と現在、塗料はこんなに変わった
私が20代の頃、お客様に提案していた塗料は、合成樹脂調合ペイント、アクリルエマルション塗料、ウレタン塗料などが中心でした。
それぞれに特徴があり、用途に合わせて使い分けていました。
現在はシリコン、フッ素、無機系、特殊樹脂を使用した高耐候塗料など、選択肢が大きく増えています。
メーカーが公表する期待耐用年数が30年を超える製品も登場しています。
ただし、期待耐用年数と保証年数は別物です。建物の立地条件や下地の状態、施工方法によっても耐久性は変わります。
大切なのは、数字だけで塗料を選ぶのではなく、建物の状態に合った塗料を選ぶことです。
軒天塗装もローラーの進化で変わった

塗料だけでなく、刷毛やローラーも進化しています。
例えば、軒天の塗装。
以前は上を向いてローラーを動かすと、塗料の細かな飛散、いわゆるミストが発生し、作業着や周囲への付着にも気を使いました。
ところが最近は、低飛散タイプのローラーが登場しています。
マイクロファイバーなどを使用した製品もあり、塗料の含みや吐き出しを工夫することで、飛散を抑えながら施工できるようになりました。
道具の選び方ひとつで、作業性も仕上がりも変わります。
昨日の現場では、キシラデコールを塗装

昨日は玄関前の木製デッキに、木材保護塗料のキシラデコールを塗装しました。
ところが、なかなか乾かない。
最近の塗料はどんどん進化していますが、すべてが速乾というわけではありません。
キシラデコールのような浸透型の木材保護塗料は、一般的な造膜型塗料とは性質が異なります。
気温や湿度、木材の状態などによって乾燥時間も変わります。
速く乾けばよいというわけではなく、それぞれの塗料の特徴を理解して、適切に施工することが大切です。
新しい塗料を使うだけでは、良い仕事にならない
新しい塗料が登場し、施工道具も進化しています。
しかし、良い塗料を使えば誰でも同じ仕上がりになるわけではありません。
- 建物の劣化状況を正しく診断する
- 下地に合った塗料を選ぶ
- 適切な下地処理を行う
- 塗布量や乾燥時間を守る
- 塗料に合った道具と施工方法を選ぶ
こうした基本があってこそ、塗料本来の性能を発揮できます。
当社が取り扱うプレマテックスの塗料も、製品ごとの特徴や施工仕様を確認しながら、建物に合ったご提案をしています。

製品情報:
プレマテックス公式サイト
塗料の進化に、職人も負けてはいられません
私は塗装の仕事に携わって30年以上になります。
昔の経験は大切にする。でも、昔のやり方に固執しない。
新しい塗料や道具、施工方法について学び、現場で確かめながら、自分の知識と技術を更新していくことが大切だと思っています。
ペンキが進化するなら、職人も進化しなければ。
株式会社レオンは、桐生市・みどり市を中心に、建物の状態をしっかり診断し、一軒一軒に合った外壁塗装・屋根塗装をご提案しています。
塗って終わりではなく、大切な住まいを長く守るための塗装を。
これからも新しい技術を取り入れながら、丁寧な施工を続けてまいります。
株式会社レオン
群馬県桐生市|外壁塗装・屋根塗装・住宅メンテナンス
